1ヶ月以上続く原因がはっきりしない痛みは、慢性痛です。
慢性痛のほとんどは筋肉が原因です。
1. 筋肉がロックし、血流が悪くなり、筋肉が酸素欠乏を起こす。→酸欠を知らせるためにブラジキニンという化学物質を筋肉が産生し、神経を伝ってブラジキニンが脳に届くと痛みを感じる。
◯朝起きた時が一番痛くて、動き出すと痛みが減る
◯あっためると痛みが減る
◯体を動かしている方が痛くない
2. 筋肉ロックにより、関節の可動域が制限される→制限された可動域以上に動かそうとすると、筋肉を包んでいる関節包などが痛みを出す。
◯関節を動かそうすると痛む
◯じっとしていると痛くなくて、動くと痛い
どちらも筋肉ロック=筋肉の機能障害が原因です。
ミオンパシー(オステオパシー)の基本的な考え方ですが、痛みの有る所に原因がある場合が少なく、
痛みのないところに原因=筋肉のロックがある場合が多いです。